2024/03/21
2月2日(金)、寝屋川キャンパス アクティビティホールにてRPWheelプロジェクトチーム(プロジェクトマネージャー:工学部電子機械工学科 鄭聖熹教授)がCYBATHLON Challenge2024 Wheelchair Raceに出場しました。
CYBATHLONは障がい者の能力拡張を目指して先端技術を競う国際大会で、4年に1回行われています。次回は、今年10月にスイスのチューリッヒでの開催を予定しており、その様子は世界中のメディアに中継されます。
今回のCYBATHLON Challege 2024は、同大会のチャレンジ大会として本番と同じチューリッヒで実施され、各チームと中継して同時に競技を実施。当日は公式HPからLive Streamで中継されました。
この競技に参加するにはCYBATHLONの審判員によるバリア等競技の厳しいチェックや撮影、中継状況確認などJapan Hubとしてのすべての条件をクリアしなければなりません。Japan Hubのマネージャは電子機械工学科 小川勝史准教授が務め、審査員が開始前に入念にチェックを行い、無事クリアしました。
しかしながら、テクニカルチェックでの練習で電動車いすが故障してしまったため、2つ目のバリアを棄権し、4つあるバリアのうち、3つのバリアの挑戦となりました。
当日はパイロットの小倉トシキ氏(パナソニック交野)によるレースを2回行いました。
競技終了後のインタビューでは「子どもが生まれた時ぐらいに緊張した」と小倉氏が答え、会場を沸かせていました。
その後も小倉氏と学生たちで次回の世界大会に向けての反省や改良点などが話し合われました。
RPWheelプロジェクトチームは、2024年10月の世界大会への出場を目指しています。より高性能の電動車いすを開発すべく、ご支援ご協力をいただけると幸いです。
連絡先:s-jeong@osakac.ac.jp